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反応時間をはかる

色が変わったらすぐタップして、見てから体が動くまでの時間を測る。ものさしを落としてつかむ実験の長さにも換算する。

解説

反応時間とは

反応時間とは、刺激が示されてから、体が反応するまでの時間である。

光や音が出たらすぐボタンを押すような課題で測るものを、単純反応時間という。

どれくらい速い?

平均的な単純反応時間は、目で見る刺激で 180〜200 ミリ秒、耳で聞く刺激で 140〜160 ミリ秒である。

100〜200 ミリ秒より速い反応は、刺激を見る前に動き出した「予測反応」であることが多い。

ものさしで測る

静止状態から落ちる物体が落ちる距離は、d = ½gt² で表される(空気抵抗は無視する)。

重力加速度 g は約 9.8 m/s² なので、1 秒で 4.9 m 落ちる。

落ちたものさしをつかむまでの距離を測れば、この式から反応時間を求められる。

0 5 10 15 20 25 30 35 ものさしを横向きにかいた図(0 cm の位置で指を構える) つかんだ位置の目盛り = 落ちた距離 d 0.10 秒 4.9 cm 0.15 秒 11.0 cm 0.20 秒 19.6 cm 0.25 秒 30.6 cm d = ½gt²:時間が 2 倍になると、落ちる距離は 4 倍
ものさしが落ちた距離と反応時間の対応(d = ½gt²)。0.2 秒なら約 19.6 cm

くらべてみる

陸上の短距離走では、号砲から 0.1 秒(100 ミリ秒)以内に動くとフライング(不正スタート)と判定される。耳で聞いて体を動かすまでに、0.1 秒より短くはできないと考えられているためである。

1 回のまばたきは、平均 100〜150 ミリ秒ほどだと言われている。

野球の投手板から本塁までは 60 フィート 6 インチ(18.44 m)。時速 150 km(秒速約 41.7 m)の球なら、減速を考えなくても約 0.44 秒で届く(距離 ÷ 速さで計算した値)。

車の運転で、危険に気づいてからブレーキを踏み始めるまでの時間(認知・反応時間)には、事故の調べなどで 1.5 秒がよく使われる。時速 60 km の車は 1.5 秒で 25 m 進む(計算した値)。

このツールの「くらべてみる」は、これらと自分の平均を同じ目もりに並べる。1500 ミリ秒の運転の目安は、目もりの外なので矢印で示す。

参考(Wikipedia)